すごい雪の☃️中の暮らし

この京都の北部の綾部市、さらに綾部市の北部志賀郷に移住した理由は、いくつかありました。
一つは、都会での暮らしの危うさです。
学校の教師をしながら、親や子どもたちとのつながりの中で、僕の目指す教育の目的と、日本全体の教育のあり方の、ズレが大きくなって来ました。
高層ビルの立ち並ぶなか、オフィスやマンションも、最新技術を競い、その空間は、快適で高機能になり、夢の様なハイセンスな物たちに囲まれた暮らしが、そこには広がっています。
親も子も、その暮らしを手中に収めるには、それなりの学歴が必要だからと、少しでも高学歴を!と、目指すのは、普通のことでしょう。
しかし、少し離れたここの暮らしには、学歴よりも、辛抱強さや、健康なからだや、誠実さがあれば、きっとそれなりに幸せだと感じる暮らしを、手に入れる事ができると実感しています。
この大雪に囲まれても、何日かすれば当たり前に雪は溶けて、ふきのとうが顔を出します。
食べ物を自分の手で作り、果樹を植えたり、小屋を建てたり、昔の暮らしなら自己実現するのです。
都会とは違って、暮らしの中に季節の変化が感じられます。何人かの卒業生が、真面目で、誠実で、健康であっても、正社員になれず、短期雇用の派遣社員や、個人事業主という名を冠して、労働基準法の枠外に置かれて苦しんでいる現実がある。
彼らに、「僕は、こんな暮らしをしてますよ」
と、伝えたいと思ったのです。
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